テレアポは、多くの求人誌で募集されていて初心者OK・勤務シフトも自由希望どおりに組め服装や髪形も制約がないところが多いので年代問わず人気です。しかしながら、向いていない人が多く就業する傾向にあるため、すぐに辞めてしまう人が多いわけです。
最近ではインタネットや書籍などでもテレアポのやり方やテクニックを紹介していますが、意外にテレアポへの心がけについての詳細が語られてないようです。
そこで、テレアポ歴25年の私が経験を通じてテレアポに向いてなくても、どう対応すべきなのか考察しながら、テレアポを少しでも長く楽しみながら続けるための心がけをまとめてみましたので!
参考にしていただけたら嬉しいです!
テレアポは「向いてるか?向いてないか?」があるの?人によって変わるという事を確認!
テレアポは根本的に話好きな人が向いているのでは?
と、いった世間的なイメージが強いようですが、テレアポを長年経験してみた私の印象では、むしろ話が苦手でどちらかというと内向的な人の方が長く続けられていると思ってまして・・・
実際のところ私も社交的では全くなかったのですが、今ではすっかりテレアポ業界慣れ、楽しみながら続けています。
そもそも、テレアポの目的は興味を持ったお客様に対して訪問の約束を取り付けるまでが仕事ですので、面白い話をしたり、長い会話や高度なコミュニケーション術は、あまり必要はないのです。
私のこれまでの経験を通じてテレアポに向いている人と向いていない人をまとめてみたのですが・・・
向いてると感じる人はこんな人
- 感情の起伏がなく、細かい事を気にしないマイペースな人
- 素直でまじめな人
- 感じよく話ができる
- 向上心があり負けず嫌い
断りがきつくてもストレスに耐え続けながら電話を淡々とかけ続けられる性格の人が一番向いているわけですが・・・
実は会社がテレフォンアポインターに求めている能力は、用意されたスクリプトどおりに話を進めることや声だけで好印象を持ってもらえるように商材内容を伝えられるかを重要視しています。
研修でスクリプトの読み込みやロープレをしてみたり、話し方や相槌の仕方を教え込むわけですが、これを素直にまじめに取り組める人が大きく成績を向上させていますのでテレアポは根っからの話好きな人が成功しているわけではないとなぁ~とつくづく感じています。
そう考えると、
向いてないなぁ~と感じる人はこんな人
- 飽きっぽい
- おどおどしていて自信がない
- ふてくされやすく、自己中心的になりがち
- 理屈ぽい
基本的には向いてないなと感じる人がほとんどでして・・・どうしてなのだろう?と考えた事があるのですが!
恐らく募集要項に書いてある内容が、どちらかというと不向きな性格の人を集めてしまってるからなのではと推測します。
【募集文例】
- 未経験者歓迎!ノルマなし。スクリプトを読むだけで高時給者続出
- 週3日~でOK!シフトの融通ばっちり!
- 夕方からの空いている時間を活用して一気に稼ごう!
- 服装自由、髪色・ネイル・おしゃれ自由
- おしゃべり大好きさん多数応募!接客経験者は優遇!
この上のような例文をよく見かけますよね。
短期間で一気にお金を稼ごうといった人が多いので飽きっぽいし、服装が自由な事だけあって外見が派手で自己中心的な人が目立ちますね。
それとテレアポの仕事の初日で辞めてしまう人の多くが接客経験者だったりします。経験が活かせると思う人が多いのですが、顔が見えない人相手に話をする事を甘くみすぎてオシャベリ好きの多くがテレアポは地味な仕事だということを体験してみて初めて気づくようです。
実は、わたくし事ですが、もう25年前のことですが、『向いてないなぁ~と感じる人はこんな人』のすべての項目に当てはまってまして、募集のきっかけも飲食店でバイトしていた時の経験が生かせることや週3日~でOKというシフト内容が魅力で応募したのですが、初日はもう散々でしたね。
向いてない人がテレアポを続けたい場合には無理があるのか?私の経験談を例に考察してみました!
テレアポに向いてる人っている?自分には向いてないなと思った時の考え方はどうあるべきかを考察!
テレアポに限らず、どんな仕事に就いても思ってたよりも難しくて「この仕事!ちょっと向いてないかも?」と、つい弱気を吐きたくなる時ってあると思うのですが・・・
年代が一回りも年下の子達が、いとも簡単にアポイントをとっているのに自分だけが全くとれない焦るばかりの日々がずっと続くこともあり、何でこの仕事選んじゃったんだ・・・と後悔しながら毎日胃が痛い日々を過ごした事を今でも鮮明に覚えています。
それでも1週間単位で数人は辞めてしまう状況の中でも、私は諦めず歯を食いしばって頑張り抜きました。もう、こうなったら根性しかないですね。でも精神論だけで片付けられない何かがありまして、
どんな事を考えてきたかというと・・・
- 昨日の自分よりも進歩している自分をほめてみた(ある意味開き直り)
- うまくいっている人の意見を聞いたり真似てみる。
- 上司に相談し徹底的に何が悪いかモニタリングしてもらう。
素直にダメな部分を曝け出し第三者目線で徹底的にチェックしてもらうべきですね。
年齢差なんて考えずにうまくいっているひとの考え方やコツをとことん聞きまくる事が重要だと思います。そうしてガムシャラに取り組んでいると上司もそれなりに支援してくれたり、反応があるリストを優遇してくれたりもしてくれます。
とはいうものの…
その理由は・・・
よく言われることではありますが、やはり電話で商品の契約してもらうのではなく商品の興味付けをし訪問のアポイントを取るまでが仕事だからです。また、話す内容も自分で考える必要はなく、テレアポ会社が用意したトークスクリプトどおりに話を進めていけば、アポイントが一定の割合でとれるようにメソッドが確立されており、テレアポ初心者でも問題なく、こなせるようになってるからです。
そうでなければ、わざわざ人件費や通信代を掛けてまでもテレアポを実施する意味なんてないですよね・・・
テレアポは向いてる人なんてほぼいない!心がけ1つで変わるっていう体験談も書いてみた!
人と直接会って話をするのを得意とする営業向きな人がいる事は想像できますが、一日中、会社の椅子に座わって、ひたすらスクリプトどおりに断り文句を浴びても感情を乱すことなく淡々と会話を進めていく事に向いている人なんて、ほぼいないのではと思います。
テレアポは、しっかりとした考え方を持っていないと、単調で作業的な仕事内容が苦痛となり、長くは続けられないと感じております。
どんな体験だったかというと
テレアポを始めて1ヶ月近く経ち、1日に1~2件くらいはアポイントをとれてきたものの、そのアポイントが契約につながらない質の良くない状況が続き・・・私は恥を忍んで年齢差関係なくアポイントが契約にもつながっている同僚たちの電話の仕方など聞きまくってたところ、夕方だけのバイトとして働いていた、当時一回り年下の男子のテレアポに対する考え方に衝撃を受けました。
彼曰く「テレアポは顔が見えないため、相手の声から容貌を想像しながら間近にいるかのような会話を心掛けている。」とのこと
彼のアドバイスもあり、私のテレアポに対する考え方に大きな欠点がある事に気づきました。
それは、強引過ぎで自分の事ばかりしか考えてませんでした。コミュニケーションを前提としいない電話をしている事がわかりました。彼の話を聞くまでは、お客様にとっては「テレアポ=迷惑電話」といったネガティブな意識が根付いていた感じでしたが、この考えを改めててみました。「テレアポ=情報発信ビジネス」といったポジティブな気持ちで、悩みを解決するための手段を一人でも多くのお客様に届けたいと心がけるようになりました。
この考え方を徹底したら、ものの見事に、私のアポイントのお客様から「高額商品が売れた」との営業からの報告があり、とても感激したことをつい最近の出来事のように覚えております。
こんな向いてない人が私でしたが、正しいマインドを心かけるだけで、業種、業態は関係なく初心者でも質の高いアポイントがとれると断言します。ただ電話をかけるだけの、やらされる感を持たずに顔が見えないからこそ、電話の向こうのお客様との会話の意識を持ち、楽しみながらテレアポをすべきという考え方を今では押し通しおり、このマインドは、教える側になった今こそ最も重要視しています。
テレアポについて色々と書いているので紹介します!
テレフォンアポイントについての実体験をもとに、日々感じる事なども含めてまとめて行ければと思っておりますので、また読んで貰えたら嬉しいです。
テレアポが辛い!よくある悩みや実体験など電話営業あるあるとは何?