最近、テレアポを行っていると、アポイント対象の担当者やキーマンはテレワークなので在宅しているという返答を受付の方から言われることも多くなってまして、在宅でのテレアポを実行する会社の数が増えてきているんだなあ・・・と実感してきています。

 

もうコロナ禍と言われ始め、今年が3年目となりましたが、ワクチンを3回目までやり終えた人が国民の半数以上になっても、まだまだ感染リスクが減る見込みが立ちませんので当然の流れですよね。

 

最近では様々な業種で会社内クラスターが発生していますが、そんな状況の中でも会社に行かないと給料が出ないから仕方ないと自分に言い聞かせながら運よく感染せずに済んできたという人も多いのではないかと思いつつも、この先はどうなるのか・・・といつも不安になります。

 

私が勤務するリフォーム会社でも在宅でのテレアポを本気で考えるようになってきました。そこで管理者の立場上、本当に、在宅でもいつもの仕事内容と変わりなくテレアポを実施できるのか、そして現場のテレフォンアポインターの意見も聞きながら

  • 在宅でのテレアポの仕事内容に制限や注意点はどんな事か。
  • 在宅でのテレアポは稼げるようになっていてモチベーションも維持できるのか。
  • 雇用形態については、どのようになっているのか。
  • 在宅での電話代や通信代は負担してくれるのか。
  • どんな悩みが多いのか。

    について調べてみましたので、これから在宅でのテレアポを検討している人がいましたら。すごく役に立つ情報になってますので、最後まで読んで参考になったら嬉しいです。

     

     

    在宅でテレアポの仕事はできるの?どんな内容なのかをチェックしてみた!

     

    在宅ワークが流行ってきていますが、テレアポ業界でも例外ではなく「在宅でできるテレアポ」という求人が増えているという話題を見たんですが・・自宅で電話をかけてアポを取るって本当にできるの?って気になりませんか?

     

    例えば・・

    自宅から電話を何件くらいかけるの?とか、そういった疑問もありますけど、電話代とかもかかるわけで、給料や勤務の内容とかどうやってテレアポを自宅でするのかな?って気になりますよね!

     

    ここでは・・在宅でのテレアポってどんな仕事?という業務内容や、実際に在宅でのテレアポの求人って増えてるの?という部分について見ていきたいと思います!

    では、まずは!

     

    大手求人サイトで職種をテレアポに絞り、こだわり条件として「在宅可能」を選択してみて、どの位の募集件数が載っているかチェックしてみたところ、

    • 東京都全域 700件のテレアポの求人に対して 280件
    • 大阪府全域 500件のテレアポの求人に対して 130件
    • 九州全域  580件のテレアポの求人に対して 220件

      という結果になってました!

       

      という事で、テレアポ求人の半分近くが在宅でもOKの条件で募集している事が分かったのですが、この結果は昨年の夏ごろにコロナ感染でデルタ株がピークになった時に、私が調査した時と比較して、3倍以上の求人数になっていて、すごく驚いています。

       

      当社でも、コロナ感染者が減る見込みがないのであれば、いよいよ今年中には、在宅でのテレアポを導入をしようとい声が高まっていて、管理職としての立場上、現在のやり方とパフォーマンスは変わらないのか、情報収集しているところです。

       

       

      そこで、まず同じ職種としてよく比較されるコールセンター業務では、在宅勤務での仕事の制限や不安要素について、気になったので確認してみようと思います。

       

      その前に・・・コールセンターを運営する会社の多くは、様々な企業から業務委託を行い収益をあげているわけでして、その内容はこんな感じですが、

      • 注文受付やお客様からの問い合わせに対応するカスタマーサポート
      • 市場調査や商品使用アンケート・無料サービス登録案内などを電話で行うテレマーケティング業務
      • 営業を訪問させるためのテレアポ業務

        どの業務内容でもオペレーターと言われる人が電話対応をし、SVがコールセンターの運営スタッフとしてオペレーターの相談や管理を行いますが、この機能が在宅でも円滑に実行できているのかが知りたくなったのですが、結論から言って、問題なかったですね!

         

        大手のコールセンター運営会社ほど、根幹的な部分として、例えば・・・

        • 電話の発信・受信操作
        • 受信、発信のコール件数の管理
        • 休憩などの離席管理
        • お客様との通話時間
        • 対応内容の記録

          といった事はすべてシステムで一元管理化しているので、この機能をそっくり在宅でも利用できるように移行させることは、通信環境が整っている場所であれば困難ではないようです。

           

          一方、オペレーターの悩みや即回答しないといけない質問はどのように対応しているかですが、チャットワーク機能やWEBカメラを使い、タイムリーに質問の受け答えやオペレーターの映像チェックをして、現場にいる時と同じような感覚でサポートしています。

           

          小規模の会社でも利用できるようにと、ここ最近では安価な在宅管理システムが販売されているので、それを使用すれば在宅テレアポのコール件数や電話の対応内容、離席管理は出勤して行う方法と差がなく対応可能という認識が持て安心しました。

           

          コロナ感染対策はもちろんのこと、通勤時間がなくなり無駄な時間を過ごすという事がなくなるのでテレアポを在宅で行うメリットが高い事が分かったので会社側にも推していきますが・・・となると今度は在宅で実施するテレアポの経費対策はどうすればいいのか気になってきました。

           

          その辺をもっと細かくチェックしていこうと思います。

          在宅でのテレアポの仕事はどれくらい稼げる?給料体系や雇用体系をチェック!

           

          テレアポでかかる経費といば、誰もが気になるのが電話代ですよね。いくら会社に行かないから通勤費は浮くといっても、テレアポ電話は件数を多くかけないとアポイントが獲れませんので、絶対に外せない経費です。

           

          私が調べた中で在宅でのテレアポ業務の電話代を個人負担ではなく会社負担にさせる方法を参考までに挙げておきまと・・・

          1. 0035ビジネスモードというサービスを利用し通話料金を会社負担にする。
          2. 会社が支給した携帯でかけるため、通話代は会社が支払う。
          3. 現地のPBXに紐づいているソフトフォン(通話アプリ)で電話のため無料。

            という方法をとっている会社が多いのですが・・・1については、一度特定の連絡先電話してから架けたいお客様への電話番号へ電話をするという2段階でおこなうため時間がかかりテレアポ業務にはあまり向かないと感じました。それでも携帯のかけ放題プランに加入させられる個人負担や後払いよりましですけどね・・・

             

            アポイントを取るには、電話をかけないと始まりませんので電話代は会社負担という事は分かるのですが在宅することでかかってしまう別の経費はどうなのか・・・この辺も気になるところでして

             

            在宅でのテレアポで発生する経費についても調べてみたところ

            • WEBbカメラ・・・・・・・・会社支給
            • マイク・ヘッドセット・・・・会社支給
            • パソコン・・・・・・・・・・会社支給・個人負担の場合あり ※スマホで代用可能
            • 椅子やデスク・・・・・・・・個人負担
            • 電気代・・・・・・・・・・・個人負担
            • 食費・・・・・・・・・・・・社員は会社負担、バイトや派遣社員は個人負担

              といった状況でした。椅子やデスクの用意にかかった費用が自分で負担するもので一番高かった!という意見が多かったですね。特に椅子は、高さが合わないと腰を痛める人がいるみたいでして・・・値段が高い割には、座り心地がよくなくかったという声もありました。在宅でのテレアポを検討している場合には注意点として意識すべきですね。

               

              かかる経費についての確認は、これくらいにして、今度は、テレフォンアポインターが在宅でもモチベーション維持のため、休憩は自分の判断でいいのか、それとも、例えば1時間毎に10分休憩など、会社で管理できるのか疑問に思ったので調べてみたところ・・・

               

              WEBカメラで監視し、会社で決めたルールに従い休憩をとることが多いです。突然お腹かが痛くなったなどの想定外のアクシデントが発生した場合は、チャットワークを使い理由を伝えれば、当然、席を外すことも問題なくできる事がわかりました。

               

              それと、きちんとテレアポの電話をかけているかについての確認方法ですが・・・在宅用のテレアポ用のシステムを使っていれば、ログが残るし、録音やWEBカメラで可視化できるため、サボるというのは難しいですね。

               

              慣れるまではぎこちない感じはしますが、在宅なので仕方ないと割り切れば、そこまでの不安要素ではないと言えますよね。

               

              調べてみて、テレフォンアポインターが一番多く抱える悩みは、仕事で精神的に追い込まれた時の相談や愚痴を即聞いてもらいたいといった事のようでして、この部分を、在宅でのテレアポ業務のこれからの課題として感じました。今のところは、完全在宅にはしないで週に1~2日くらいは出勤してもらい、そこで悩みを解決してもらうしかないのかと考えています。

               

              ところで、テレアポの給与体系や雇用体系は

              • 給与体系は自給制か固定給+歩合のいづれか
              • 雇用体系はバイト、パート、派遣
              • 正社員は、専属ではやらず、訪問営業として会話に慣れるまで実行

                という認識だったのですが雇用形態について新たに気づきがありまして・・・それはテレアポを副業として扱い細切れのスキマ時間を利用してテレアポを提案している求人が多くなっているという点です。

                 

                在宅でできるテレアポは、勤務先を移動しなくても、システムごとに管理されているので、

                例えば

                • 午前中にA社案件を1時間、
                • 午後にB社案件を2時間、
                • 17時以降にC社案件を3時間

                といった具合に、複数の会社のテレアポ案件を掛け持ちできるというメリットがあります。

                 

                この場合は、在宅でできるテレアポの利点を生かして、時給ではなく、1件20円~40円といったコール数での報酬や、アポイント獲得数の報酬のみ、また、たった1時間しか電話をしていなくても、時給=1000円で給与を支払ってくれるという給与体系があることが分かりました。

                 

                副業と言えば、転売、アフィリエイト、投資といった事をよく耳にしますが、これらで稼ぐためには、独学では難しく、稼ぐためにかえって余計なお金がかかてってしまうわけですが、隙間時間を有効活用した在宅でのテレアポであれば、月5万円くらいの副業収入を得られることも可能という期待が持てますね。

                 

                在宅でのテレアポの仕事のメリットやデメリットもチェック!

                 

                在宅でのテレアポの求人件数や気になる経費や雇用形態など調べてきましたが、結局のところ在宅でのテレアポの仕事と通常のテレアポとの明確な違いって何だろう?と感じないでしょうか。

                 

                その辺の内容をもう少し分かりやすくまとめてみますと・・・

                 

                在宅でのテレアポ業務の仕事の流れは

                1. 用意されたトークスクリプトどおりに話を進めていく
                2. 断り文句への切り返しトーク
                3. 興味つけをしアポイントへの誘導
                4. 訪問日時の確認し会社のシステムに入力。

                  という流れですすめていけば問題ないですので、従来のテレアポと仕事内容は全く変わりません。業務を始める前の周知事項等の伝達もWEBカメラやZOOMといたアプリを使用して行うのでミーティングも支障なくできます。

                   

                  テレアポならではの悩みになりますが、電話をするとき、受話器を使った電話機ではなく、ソフトフォンと一体化したインカムを付けて実施するという事が多くなりますのでタイミングによっては、ガチャ切りの音がより強く耳に入りこんでしまい、精神的に病んでしまった・・・といった残念な体験をしてしまったという人がいると聞いた事がありましたので・・・・もし当社でもこの在宅でのテレアポを導入した時には「ガチャ切り」対策は入念に考えておかないといけないと感じました。

                   

                  在宅でのテレアポのメリットは

                  • 勤務時間がないので、ゆとり時間が増える。
                  • 嫌いな上司や同僚との接触機会が減る。
                  • コロナ感染リスクの低減
                  • WEBカメラを使用時でも上半身の服装さへ整っていればあとはラフな格好でOK
                  • 休憩時間を自分のために有効に使える。

                   

                  在宅でのテレアポのデメリットは

                  • ストレスを抱えた時、同僚に愚痴を即聞いてもらえない。
                  • 運動不足。
                  • 雑音や人の声が入る部屋の確保が大変。
                  • 通信トラブルや不安定により仕事環境が維持できなくなることがある
                  • 会社の帰り道にお気に入りのお店に立ち寄れなくなってしまった。

                   

                  在宅でのテレアポは、このような傾向があると分かったわけですが、そうなるとテレアポ初心者の段階では、ベテランのトーク内容を聞きながらスキルアップしたり、壁にぶつかっても即座に相談できる人が周囲にいないのでテレアポ初心者にとってはハードルが高いのでは・・・と感じました。

                   

                  その一方で、こんな人は在宅でテレアポをしても、いいのではないかと考えてます。

                  • テレアポ経験が豊富で、不調になっても自己解決できる。
                  • 人間関係が苦手。
                  • 周りの電話の内容が気になり、自分の電話に集中できない
                  • 少額でもいいので短時間で働きたい

                     

                    在宅でのテレアポはコロナ感染を予防するための措置ではありますが、今回調べた内容を現場のテレフォンアポインターのに共有したところ、

                     

                    テレアポで精神的にダメージを受けた時でも、今まで通勤に使っていた時間や出勤前の身支度にかかっていた時間分を、趣味や大切な人と過ごす時間に当てることで精神的な回復をはかれそうなので是非、在宅でのテレアポを実施してほしい!という意見が多かったわけでして・・・私も、この意見には共感しています。

                     

                    皆さんの会社でも、まだ在宅でのテレアポに二の足を踏んでいるなら、私が調べた内容を元に在宅でも決してパフォーマンスが落ちないとプッシュしてみてはいかがでしょうか。

                     

                     

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